GPSは浮気調査を簡単にしてくれるツールです。GPSを仕掛けることで、浮気している人を追跡することができ、上手くすれば、浮気現場を特定することができます。
GPS発信機を自分で用意したり、探偵事務所などからGPS発信機をレンタルして、無事に取り付けることができた後はどうしたらいいのか。
浮気を調べたいという人にとって、はやくGPSの結果を知りたい、すぐにでも浮気を糾弾してやりたいと思うでしょう。
しかし、GPS発信機を仕掛けることができた後の正しい行動は、とにかく待つことです。
ここでは、浮気調査のためGPSを仕掛けた後の正しい行動についてご紹介したいと思います。
浮気をしている人の持ち物や車にGPS発信機を取り付けることができたとして、その後の正しい行動は、とにかくGPSの情報が集まるのを待つことです。
GPSで集まる情報は膨大です。1日や2日では、浮気している人の行動をすべて知ることはできません。GPSを仕掛けた後は、数週間から数ヶ月かけて情報を集めるのは普通です。
このGPSからの情報を待つ期間がまちまちなのには、GPSを使った浮気調査をする人の事前情報によって違いがあるからです。
例えば、週末に浮気相手と会っている可能性がある、ということがわかっているなら、浮気している人の週末の行動を重点的に調べれば浮気に繋がるデータをGPSで手に入れることができます。
一方で、いつ浮気相手と会っているのかわからないという場合、GPSを仕掛けたあと、浮気している人がいつ浮気相手と会っているのか特定するために、GPSで集めた情報をすべて精査する時間が必要となります。
GPSを仕掛けたからといって、すぐに結果が出るわけではなく、しばらくの間はGPSの情報を集めるために待つ必要があるのです。
それでは、GPSを使って集めた情報をどのように使い、浮気を調べるのか。GPS情報の使いみちについてご紹介したいと思います。
例として、浮気している人の行動がまったく予想できていない、いつ浮気相手と会っているのかわからないといったケースで、GPS情報の使いみちを解説します。
誰でも一日の行動にはルーティーンというのがあります。
例えば、朝8時に目が覚め、10時に会社へ出社して、夜の20時に会社を退社して21時には自宅へ帰宅するというように、決まったルーティーンがあるはずです。
浮気している人の行動が予想できていない場合、GPS情報からその人のルーティーンを見つけることからスタートします。
GPS情報からは、会社へ出社するときのルート、帰宅時のルート、祝日や休日に出かける場所などをGPS情報から特定します。
もしも、浮気している人が「休日出勤する」と言った日に、会社へ向かうルートから逸れて、まったく違う場所に行っていたことがGPS情報からわかれば、その日は休日出勤ではなく浮気相手と密会していた可能があります。
浮気している人のGPS情報で、その人がルーティーンと違った行動を取り、特定の場所に向かっていたなどしたら、その場所が浮気現場の可能性があります。
その場所の候補としていくつか予想することができます。
GPSから、これらの場所へ行っていないかを調べます。
GPS情報による場所の特定には、Google Mapなどの地図情報に照らし合わせると場所の特定が簡単にできます。
浮気現場がGPS情報からわかった後は、浮気現場を証拠として残すために、その場所で張り込みを行い、浮気相手と一緒にいる現場を撮影します。
浮気している人の行動をGPSで調べることができれば、浮気の証拠を手に入れることができる、と思っている人もいますが、これは正しくありません。
GPSを使って浮気現場を特定することができたとしても、それはあくまで位置情報という状況証拠です。確実に浮気を追及するためには、浮気している人と浮気相手が一緒に居るところを映像として残す必要があります。
浮気を確かめるといった意味では、GPS情報を集めるだけで浮気しているどうか予想することはできます。
しかし、浮気の証拠を手に入れるなら、GPSを仕掛けたあとの情報が集まってからが、本当の浮気調査です。
GPSの情報で浮気しているという確証を得たら、探偵に調査依頼を行い浮気の証拠を撮影してもらうことも可能です。自分で浮気調査をする場合、浮気の現場に急行しなければならない、状況も考えられますので、浮気調査を友達に手伝ってもらったり、素早く現場に行けるように準備することが重要になります。